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イギリスでの話 ブリストル・サウンド??

イギリスにて思ったことを話します。イギリスは紛れもない音楽的影響力の大きな国の一つです。私たちの世代(70年代生まれ)は特にそうだと思いますが、ネットが普及する前、情報源と言えば、テレビ、ラジオ、雑誌ぐらいしかありませんでした。雑誌だとロッキンオン、ポップギア、クロスビートあたりで、テレビでは90年代にBEAT UKってのを見ていました。今考えると、こういったマスメディアの煽りだったかも知れませんが、「イギリス」と言う国に対して、どこか憧れのようなものを持つようになった時期です。 イギリスのバンドやミュージシャンは必ずと言っていいほど、活動拠点の都市の名前も有名になります。首都ロンドンはとにかく、マンチェスター、リバプール、ブリストル、バーミンガム、ニューカッスル、グラスゴー等々、バンドの音楽と都市がセットとなって記憶されている事に気づきます。今回、TENGGERのEU/UK TOURで、イギリスでは最初にブリストルでライブをやりました。ラフトレードと言うレコードストアのインストア・ライブでした。ブリストルと言えば、もうマッシブアタックが真っ先に思い浮かび、ネリーフーパー、ビョークの1stと続きます。やはりと言うしかないですが、ラフトレード店内にはそれらのLPが特別な売り場に置かれておりました。今やブリストル土産にでもなってるんでしょうね。そして、ブリストルの街は至って普通の街並みであったのが印象的です。続いて、向かった都市がマンチェスターです。マンチェスターと言えば、90年代に一世を風靡したバンドがおりますが、ここもまた至って普通の街並みでした。マンチェスターで共演したバンドの一人がロンドンを嫌っていたのが印象深かったです。日本で例えるなら関東vs関西みたいな構図がここにもあるような気がしました。続いて、ニューカッスル、ロンドンへとツアーは続きます。移動は全てバス移動でしたが、天気も良く景色も素晴らしかったです。イギリスの田舎町も見れて、牧場の羊たちを見ながらKLFを重ねてみたり、いかにしてこの国が音楽とリンクしているかを思い知らされます。 ここまで書いてきましたが、これもまた私の記憶の中のイギリスに過ぎなくて、イギリスの音楽を何も知らない息子なんかは、牧場の羊を見ても連想するものはないはずです。前回書いたクラウトロックにも通じますが、ブリストルにも新しいバンドは

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